こんにちは
今年は戦後70年の節目の年になりますね。
巷では今いろいろありますが、今回はまた戦争に絡んだお話をします。

前回もお話しましたが、時計と戦争は切っても切れない縁にあります。1941年に当時のイタリア海軍はイギリス艦隊にある作戦を行いました。アレクサンドリア港攻撃、詳しくはウィキペディアで見てみて下さい。その時イタリア海軍が使用していた時計がパネライという時計です。今後このパネライは冷戦時代まで軍需専用の時計を作ります(1993年まで)。その後から一般向けに販売を徐々に開始したそうです。

パネライ1

話しを戻しますが、この時イタリア海軍が時計を開発する過程でパーツの提供をおこなっていたのはロレックスというのはあまりにも有名な話です。あと一つパネライにはレフハンドと言うモデルがあります、通常時計のリューズは上の写真のように右に付いていますが、レフハンドはこのリィーズが左にあります。それはなぜでしょう?それは先ほどのイタリア海軍はこの作戦の際、潜水服を着て作戦を行うのですが、その兵士はこの時計を右手に付けていました。リューズが左に付いているモデルですね。その名残が今もレフハンドとしてあります。

レフトハンドモデル

パネライ2

右手に時計をつけていたという事は、じゃあ左手は?
左手には酸素ボンベの酸素の残量計を付けていたそうです。このような歴史を知ると、なかなか面白くなりますよね。
歴史を付ける楽しみを体験してみませんか?
では、さようなら。

池袋西口駅前店