謎多きロレックスGMTマスターのベゼルの不思議
こんにちは
だんだん暖かくなってきた銀蔵新宿本店です
今回はロレックスの中でも比較的語られることの少ない謎多きGMTマスターのベゼルのお話です
GMTマスター、そのベゼルに書かれた数字の書体には2種類あるのはご存じでしょうか
時計好きのみなさんにはそんなの常識ですよね
はい、もちろんヒゲありとヒゲなしです
風の噂ですが、これはロレックス社に部品を供給している下請け企業の違いだそうです。
また、海外のサイト等では1次出荷国がアジア地域の場合はヒゲありが多く、ヨーロッパ地域の場合はヒゲなしが多いと書かれているようです。しかし私自身日本ロレックスにベゼル交換依頼をしたところ、ヒゲなしのものが出来上がってきたのでこれもあまりあてにはならないようです。
そして今回見つけた個体
パッと見は分からないですがなんとこのベゼル、ヒゲありとヒゲなしが混在したベゼルなのです
2はヒゲなし、4・6はヒゲあり、10はヒゲなし、14~22まではヒゲあり、とこんな具合です。
そしてなんと12に至っては
1の書き始めはヒゲなし、終わりはヒゲありという世にも奇妙な代物です。
ロレックスさん、一体これはどういう生産過程で産まれた個体なんでしょう
噂が噂を呼び、それが時計マニアの好奇心をくすぐり、購買意欲を高める。かつてロレックス社が企んだ販売戦略だそうですが、これもまた風の噂です…
ロレックスは謎です…
それでは今日はこの辺で