激レア!IWCとポルシェのコラボ、オーシャン500の修理風景
こんにちわ!
さてさて先日、某時計店から珍しい時計の修理を依頼されました。
これは何のモデルかわかりますか?
こちらは1978年に始まったIWCとポルシェデザインとのコラボレーション。生産終了となった今でも、高い人気がある時計。そう………
オーシャン2000!!!
ではなく……………
オーシャン500!!!
なかなか写真だと見分けづらいのですが、オーシャン2000のケース直径42mmに対しオーシャン500はケース直径34mmと小ぶりになっています。それではウラブタをOPEN!!
機械はIWC製キャリバー37522。前回紹介したETA2892がベースとなっています。地板や受け等が金色に施されているのが特徴です。
次に分解です……………
定期的にOHしていたのか、摩耗したパーツもなく分解洗浄だけで済みそうです。
そして
針を取り付けました。文字盤・針の取付けは最も神経を使う作業なんです!!最後はチューブのパッキンが劣化していた為新しいパッキンに交換してケーシング。無事に防水検査も合格して作業完了!
銀蔵・時計工房にはこうした珍しい時計の修理の依頼も入ってくるんですよ。
また、珍しい時計が入ってきたときにはお伝えしていきますね!